ごあいさつ
化学品管理子(かがくひんかんりこ)は、化学品の安全管理・法規制対応を専門とする活動名です。
化学品を扱うすべての人が、業務としてせめて楽しく軽やかに化学品管理を行うためのヒントを発信したいー
そんな思いからこの名前をつけました。
私は長年、化学メーカーおよび商社でSDS作成、GHS分類、リスクアセスメント、国内外法規制対応などの実務に携わってきました。
化学品管理の基本である法規制理解は、条文を正確に読むだけではありません。
法規制の意味、慣習、背景等も踏まえた適切な対応を見極める。
その「橋渡し」の部分にこそ難しさがあります。
化学品管理子としての活動では、法規制をわかりやすく解説し、現場で実践できる知識として伝えることを目的としています。
活動の背景
化学品管理に関する国内外のルールは、年々高度化・複雑化しています。
SDS、GHS、PRTR、化審法、REACH、TSCA…。
企業は自社の製品/商品を安全に管理・流通させるための仕組みづくりが求められています。
その一方で、現場の担当者や技術者の多くは「改正情報」「制度の理解」に追われ、
「安全のために何をすれば必要十分であるか」の議論に十分な時間を割けていないのが現状です。
私は、そうした現場の方々が自信を持って化学品管理を行えるよう、
「何がどうなっていたらいいのか」「そのために何をどうしたらいいのか」の徹底的な現場目線で、
制度と実務をつなぐ「橋渡し」をしていきたいと考えています。
理念
「化学品管理を、やさしく、軽く。」
化学品管理は、専門的な内容を扱う分野でありながら、
一人ひとりの理解と行動の積み重ねで成り立つ現場の営みでもあります。
そして、法規制理解を基盤とする仕組みづくりは、社会の安全を守る仕組みの一環でもあります。
私は、法令や規格を正確に理解することと同じくらい、
それを現場でどう活かすかを大切にしています。
化学品管理を、「何をどうしたらいいのか」という目線で考えられるように。
そのために、執筆・講演・教育等の活動を通じて制度を実務をつなぐ「橋渡し」を行う。
それが化学品管理子の使命です。
運営
化学品管理子の活動は、合同会社容古堂(ようこどう)が運営しています。
執筆、講演、コンサルティング等を通じて、
化学品管理の知識と実践を社会へ広げていきます。
